シンプル

現在、ぼくは、トレーディングについて自信があります。

 

ただし、自信がつきはじめるのに、数十年かかっています。

 

これはたぶん、遅い方です。

 

なぜかと言えば、一般的に、勝てない人は、数十年続けないだろうからです。

 

最近の勝っている若手の個人は、初年度から勝ったりもしているようですし。

 

なぜ、ぼくには、そんなに時間がかかったのか?

 

ぼくは、学校の勉強は、はじめからできたのです。

 

でも、トレーディングは、はじめはできませんでした。

 

いえ、より正確に言えば、タイムスパンを短くすると、全然勝てませんでした。

 

おそらく、この背後には・・・

 

「短い時間足では、ノイズが目立つ」

 

という、何冊かの本に書いてあった記述の影響があると思います。

 

今は・・・

 

そう思っていません。

 

十分な流動性があれば、短期足でも(tickでも)、そこにはフラクタル構造があり、チャートパターンがあると理解しています。

 

(「フラクタル」と言っても、完全な相似形ではありません。多少ふるまいが変わってきます。)

 

しかし、なぜ、何十年も勝てないのに、やめなかったのでしょう?

 

おそらくその背後には、「自分への自信」があったと思います。

 

今の自分にトレーディングがうまくできなくても、自分には、できるようになるはずだ、というタイプの自信です。

 

学校の勉強ができたので、他分野においても、自己の能力への信頼が生まれたのでしょう。

 

また、当初から、学校の勉強とトレーディングは、似ているのではないかと感じていたことも大きかったかもしれません。

 

今では、両者の似ているところと違いがわかります。

 

違いの最大のものは、市販の参考書が「使えない」ことです。

 

大学受験では、たとえ東大受験でも、書店で売っている「定番参考書」をきちんとやれば、楽勝で合格できます。

 

ところが・・・

 

トレーディングでは、全くお話になりません。

 

ぼくが投資に関する本を買い始めた頃は、まだアマゾンはありませんでした。

 

『投資入門』をはじめるときに、リサーチとして、現在アマゾンで人気の投資本を何冊か読みましたが、「で?」というようなものばかりです。

 

(もちろん、書いてあることの全てが間違っているわけではありません。)

 

さて・・・

 

ぼくの話を聞いている人は、ぼくが「シンプル」を好むことを知っていると思います。

 

ですので、ぼくは、トレーディングにおいても、最初から「シンプル」を指向していました。

 

ところが、初期においては、「シンプルなルール」でやると、どんどん負けました。

 

このままでは話にならないと思い、ヒストリカルデータの検証をはじめると、大抵のやり方では、負けることがわかりました。

 

この時点で、「世の中の本」のほとんどが間違っていることがわかりはじめました。

 

いえ、「間違っている」わけではなくても、「あまりにも記述が足りない」場合が多すぎるのです。

 

これには、「そもそも著者も勝っていない」場合と、「著者は勝っているけれども、肝心の細かいところまでは書かない」場合があるのではと思っています。

 

ぼくの場合、ここから先が長かったです。

 

この長かった道筋を、ショートカットしてほしくて、『投資入門』を作りました。

 

『投資入門』30日無料体験

 

さきほど「長かった」とカンタンに書きましたが、その道筋は、(特に主観的に)本当に長かったです。

 

その過程では、自分への自信も失いかけました。

 

「自分には、ペーパーテストの勉強はできても、相場のように魑魅魍魎が住んでいる世界では勝ち抜くことができないのでは?」

 

このような疑念が心に生じました。

 

しかし、人が一生でできることは限られている以上、経験を増やし、学び、考えれば、勝ち組に入れるはずだ。

 

もし、経験を増やしても移行できないとすれば、思い込みが激しすぎる場合だ。

 

そのように考えて、経験、観察、思索を増やし続けました。

 

その結果・・・

 

やはり、「シンプル」に至ったのです。

 

ですが、数十年かかりました。

 

その「シンプル」とは?

 

詳しくは、また後日。